ミッシングリンク(自転車)
自転車のチェーンが切れてしまったとき、その切れたチェーンを
再利用して繋げられるパーツ、ミッシングリンクについて、
初めて入ったお店で、初めて会った店員さんと30分くらい話し込んだ。
実際はミッシングリンクだけじゃなく、他のパーツのことも色々と教えて
もらったのだけど。
前に、チェーンを繋いだまま、ガイド・プーリー(アッパー側)・
テンション・プーリー(ロア側)を外し掃除して、再度取り付けようと
したところ、チェーンが張ってなかなか付け難かったので
チェーンを自在に取り外して、簡単に洗浄し易くするパーツがないかを
探してミッシングリンクというのがあると気付き、そのことを店員さんに聞いてみると、
「あくまでミッシングリンクは、ロングライドに行ってチェーンが切れた時の
応急処置的な意味ととらえた方が僕はいいと思うんです。数回取り外ししたら
使えなくなるし、やっぱり、その部分だけ少し違和感が出ると思います。
ウチではKMCのミッシングリンクを取り扱っているんですが、シマノのチェーンだと
厚みの違いがあって違和感があるらしいです。」
という風に教えてもらった。
なるほどー。
だとプーリーを外して掃除するときは、リアホイールをエンドから外して
チェーンをたるませて脱着するのがいいかもね。
あとチェーンは、ディグリーザーをたっぷり染み込ませたウエスで何回拭いても
黒い汚れが出てくるので、プラスチック製のチェーン洗浄器(チェーンを挟んで
ぐるぐるするやつ)を素直に買おうと思いました。
おしまい。
11/10追記
何を教えてもらったかを箇条書きに書いてみます。
店員さんへの私の伝え方が不足していることや間違って理解してることもあります。
・外した時のチェーンの中のピンは再利用できるのか。
→出来ない。
・外す場所は決まっているのか。
→決まってない。外した箇所は少しダメージが残る。
・切ったチェーン(外した)は再利用できるのか。
→出来る。ダメージは少し残る。
・ミッシングリンクも取り外し可能なもの、一度付ければ切り離し不可能なものがあるのか。
→あくまでミッシングリンクはチェーン切れを補修する一時的なものとして考えた方がよい。
・再利用可能なミッシングリンクは専用プライヤーで複数回取り外しが可能か。
→可能。ダメージは残るが。
・シマノのチェーンは切る部分が決まっているのか。
→決まっていない。どこでもよい。
・ミッシングリンクにも、チェーンや何々用と決まったものがあるのか。
→シマノのチェーンにKMCのミッシングリンクを取り付け可能だが、違和感がある。
・KMCのミッシングリンクはシマノのチェーンに取り付け可能なのか。
→シマノのチェーンにKMCのミッシングリンクを取り付け可能だが、違和感がある。
・リアディレーラーのテンションプーリーなどが大きい方が、抵抗は少ないか。
→あまり関係なく、20Tプーリーなど大きいものは、子供用や汎用品に付いていることが多い。
・リアディレーラーのガイドプーリーとテンションプーリーの11T、このTとはteeth(歯)のことで11個の歯数があるということか。
→そうです。
・11sは11speed(11速)のことでリアスプロケット(スプロケット)のことか。
→そうです。
・フロントスプロケット(フロントディレーラー)の52T・35T・20T(例)は、大きい方から外側の歯の数のことを言っているのか。
→そうです。Tは歯数のことですが、我々は丁と言ってます。