ノンアルコールビール活用法
酒税法が改正されそうな雰囲気になってきましたね。
ビール、発泡酒、第三のビール。酒税はそれぞれ350ml缶1本あたり77円、47円、28円だったのですが、55円で統一される案が出ているそうです。
そうなるとメーカーが今まで税率が安い発泡酒や第三のビールを時間と開発費を掛けてきたことが一気に無駄になってしまいそうです。
安い材料または税率を下げられる材料で、味をビールに近づけていったメーカーの努力は水泡に帰すのでしょうか?
業界からの反発は必至でしょうね。
ところで最近は、ノンアルコール・ビールテイスト飲料の味も相当おいしくなりました。
私は、アルコールを分解する遺伝子の働きが弱い人間なので、お酒に弱いです。350ml缶1本で、ぐーぐー寝てしまいます。
ただ、ビールは好きなのでノンアルコールビールが、どんどん美味しくなってきているのをヒシヒシと感じます。
そこで、この美味しくなってきたノンアルコールビールを最大限活用できる方法があるのではないかと、思いつきました。
脱税ではありません。
その名もズバリ、『ビールテイスト飲料で割ってもおいしい みりん、ホッパー』、
んん?
知ってる飲み方だ?
名前が似ている?
はて?気のせいでは?
焼酎じゃなくて、みりん、ですよ。?
さて、この商品に対する中期的な企業戦略ですが、まず脱税を前提としているということを国税局に悟られてはいけませんし、脱税してはなりません。
なので、あくまでビールテイスト飲料の味を高めていくワケです。
そして、最大限の特徴は『ホッパー』を入れた状態(アルコールを含んだ、いわゆるビール)での味がプレモルやドライプレミアム、ヱビスにも匹敵するファンタスティックな味になるということです。
だからノンアルコールビールも、普通のビールテイスト飲料が飲みたい人用に今までと同じものと、プレミアムな味の出るものの、二種類を準備しなくてはなりません。
さらに、ビールテイスト飲料と合わせた時の旨みを引き出せる「みりん」を別途開発しなければなりません。
もとが「みりん」なので地ビールにも似たフルーティな味を目指すと女子ウケもいいです。
これは、新たに発生する開発費用ですが、酒税を節税する分に比べれば取るに足りません。
地元酒蔵に外注するのも、いいかも知れませんね。(実際のコントロールは大手酒製造メーカー)
そんなこんなで、ノンアルコールビールテイスト飲料を買って『ホッパー』を加えて、消費者もトータルで美味しいビールを、
メーカーは酒税の掛らない(そもそも酒が入ってないので酒税と関係ない)ビールテイスト飲料を売り、『ホッパー』でトータルでビール関連より安い酒を売り、
win-win(国税としてはlose)なのではないでしょうか。
ちなみに、みりんをチョイスした理由は、酒税が1klあたり一番安いからです。